楽天モバイルとは
楽天モバイルとは、楽天グループ株式会社が展開している格安SIMです。
ドコモ、au、ソフトバンクと同じ自分で基地局を所有して、ユーザに通信サービスを行っている移動体通信事業者（MNO）で、ドコモ等の大手キャリアから回線を借りて展開しているわけでないですが、格安SIMとして取り扱います。
楽天の元となる会社は1997年に設立され合併、名称変更等を経て、設立から25年となります。
直近の決算では、売上高1兆9278億7800万円、当期純利益△3728億8400万円、従業員数28,261人となっております。
楽天モバイルは2017年頃からサービス開始しており、当初はキャリアから回線を借りてサービスを展開しておりましが、現在は、基地局を自分達で用意して、通信サービスをおこなっております。現在の契約者回線数は約506万回線となっております（2022年12月末時点）。
対応回線：楽天回線（一部au回線）
対応容量：0GB～無制限
価格帯：990円～3278円
回線速度：以下ご参照（月平均）楽天モバイル回線の回線速度
| 2023年2月 | 2023年1月 | |
| 平日昼間 | 34～38Ｍbps | 20～24Ｍbps |
| 平日昼間以外 | 32～44Ｍbps | 18～24Ｍbps |
| 休日 | 20～24Ｍbps | 13～23Ｍbps |
必要な回線速度・容量については、こちらからご確認ください。
おすすめの人
・電話料金含めて、スマホ料金を抑えたい人
・首都圏内の移動が主な人
・固定回線を安くしたい人
おすすめじゃない人
・安定したインターネットを利用したい
・電話の品質が欲しい人
・ビジネス用の用途で利用する人
・楽天モバイル回線がつながらない場所にお住まいの人
楽天モバイル紹介キャンペーンで以下画像からお申込みすれば、3000ポイントもらえますので、お使いください。
料金明細
音声SIM
| データ使用量 | 月額料金 | 通信速度 |
| ～3GB | 月1078円 | 高速 |
| 3GB超～20GB以下 | 月2178円 | 高速 |
| 20GB～ | 月3278円 | 高速 |
※繰越不可
通話料金(楽天リンク)
- 国内通話：時間無制限でかけ放題
- 国際電話：月980円で国際電話かけ放題。海外に行った時は日本への通話は無料
- 留守番電話：無料 (再生や録音も無料)
- SMS：送受信無料で使い放題 (iPhoneは送信1件3円)
通話料金(楽天リンクと使わない)
- 30秒22円
- 15分かけ放題：月1100円、1回15分を超えた分は30秒22円
その他にかかる費用や違約金
- 事務手数料：無料
- 送料：無料
- 違約金：いつ解約しても違約金なし、最低利用期間なし
- MNP転出手数料：無料
- SIMカード再発行手数料：無料(送料も無料、eSIMの再発行も無料)
利用条件
- テザリングは可能
- パートナー回線（au）で月5GBを超えると1Mbpsに制限
データ専用SIM
楽天モバイルの場合はデータ専用SIMはありません。
メリット
最低利用期間なし、違約金なし
最低利用期間もなく、違約金もないため、試しに使ってみるのもいいと思います。
端末が安く買える
楽天モバイルとのセットで端末を購入すると、時期によりますが、かなり安く買えます。
2023年3月時点では、iPhoneの場合24000ポイント還元等
海外でも月2GB使える
以下の66ヵ国であれば月2GBまで使えます。
アイスランド、アイルランド、アメリカ（ハワイ）、アメリカ本土、アンドラ、イギリス、イタリア、インド、インドネシア、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、カンボジア、キプロス、ギリシャ、グアドループ、グアム、クロアチア、サイパン、ジブラルタル、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、ブラジル、フランス、フランス領ギアナ、ブルガリア、ベトナム、ペルー、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マカオ、マルタ、マルティニーク、マレーシア、南アフリカ、ミャンマー、メキシコ、モロッコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、レユニオン、ロシア
人口カバー率98%
当初の予定より、かなり前倒しで基地局の設備投資をしたため、人口カバー率が2022年末で98％となっております。
固定回線の代わりになる
楽天回線が利用できるエリアであれば、月3278円で無制限で利用することができるため、固定回線として利用できます。
WEB検索、動画視聴程度であれば、速度も問題なく、安く利用することができます。
かけ放題、SMS、留守番電話すべて無料
楽天リンクを使えば、無料で電話かけ放題で、SMSも無料でできます（iPhoneの場合は1件3円）。
留守番電話、録音、再生も無料です。
料金を楽天ポイントで支払える
楽天ポイントで支払えるので、楽天ポイント貯めている人はとても良いかと思います。
データ無制限
データ無制限で月3278円となっております。
他の大手キャリアの無制限プランの料金と比較すると、半分以下になります。
段階制プラン
データの使用量に応じて、料金が自動的に変わります。また、料金もトップクラスに安いです。
速度が安定している
キャリアと比較すると、そこまで速度は速くありませんが、速度は安定しています。
また、通常の格安SIMの場合、昼12時台に速度が低下しますが、楽天モバイルの場合は速度の低下はありません。
デメリット
サポートが少し不安
サポートが正直、つながりにくいです。
以前は、まったくつながらなかったのですが、最近はつながるようになっております。
平日の18時頃にチャットで問い合わせして、オペレーターにつながるのは15分ぐらいかかりました。
サポートには頼らず、自分で確認して対処できるようにしたほうがよいです。
楽天リンクが微妙？
楽天リンクを利用すれば、電話は無料となっておりますが、人によって音質に不満があることがあります。
2～3割ぐらいの人が楽天リンクの音質を苦手とされているそうです。
月1100円かかりますが、音質の良い15分かけ放題もオプションで追加することができます。
androidスマホが一部対応していない
ソフトバンク及びドコモから発売されたandroidスマホの場合、ほとんどは楽天モバイルでは使えないです。
AuのandroidスマホとSIMフリーのスマホの場合は、楽天モバイルでも使えるかもしれませんが、動作確認はかならず確認してください。
パートナー回線を掴かも
楽天回線のエリア内にもかかわらず、月5GBしか使えないパートナー回線を掴むことがあります。
住んでいる地域によりますが、東京の場合はほぼほぼ楽天回線をつかみますが、少し人口の少ない場所等の場合は、パートナー回線をつかむかもしれません。
パートナー回線は月5GB
楽天モバイルは、楽天回線とパートナー回線（au）の両方を利用することができますが、楽天回線は無制限、パートナー回線は月5GBを超えると速度が1Mbpsに制限されます。
圏外になることがよくある
楽天モバイルの最大のデメリットが、ドコモ・au・ソフトバンクと比べると、圏外になることが多いことがあげられます。
圏外になりやすい場所は、地下・トンネル・山奥・高層階・大規模店舗です。
昔に比べると、つながりやすくはなってきておりますが、楽天モバイルが政府から割り当てられている電波は、高周波帯域（1.7GHz帯）のため、範囲をカバーするのが難しいこと、及び、基地局の数自体が大手キャリアと比較する少ないことが原因です。
2024年度からは、政府からプラチナバンド（700～900MHz帯）の割り当てがほぼ決まっているため、地下でもかなりつながりやすくなると思われます。
圏外になりやすいといっても、首都圏周辺に住んでいる人は、圏外になることはあまりないと思います。
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